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【第3話】三社目で通販会社の企画職についた話

鬼社長のデザイン事務所に2年勤め若干心を病みましたが、、


しばらくしてリクナビで再就職活動を開始!!

私にとっては3社目の会社を探しました。。


でもまだ25歳なの。。

(その頃スマホはなかったね、、パカパカする携帯を持っていた気がする)


若いっていいでしょ?

と言いたい訳ではなくて

【短期間で二つも会社を辞めている我慢や努力ができない子】に見られる。ってことです。


これは、面接を受けて、肌身に感じました。

何の知識も身についてない女の子が、何しに受けに来たの?

って面接官のカオです。。。


私は未経験OKの企画や営業の仕事を探しました。


拝藤チサトが見つけたのは、、千趣会というカタログ会社。


通信販売会社の企画!!

私は飛びつきました。

(私は中学生の時に、実家に積んであった収納カタログを見るのが大好きで、穴があくほど読んでました。)


試験は筆記と、プレゼンと、面談。

その時のプレゼンは今までの人生で3位内にはいるくらい力と熱量をこめて、企画を練りました(笑)

私が入社してはじめての号のカタログ。


企画って楽しい!

運良く入社できた私はカタログの構成を考えたり、商品の企画をしたりしました。


  • カタログの企画・家具の商品企画
  • 収納の商品企画は、ざっくばらんで楽しい。

企画は、遊び要素があるし嬉しい。

紙面の企画や撮影会は、ワクワク、華々しいし、素敵。


商品企画のツメは、海外出張をして現地の工場に指示


福岡出張、東京出張、新潟出張

タイ、ベトナム・・どれもが楽しかった!!


なんだか、毎日がキラキラ!


会社の先輩や、上司は普通の人

(いつもキレたり、怒鳴ったりする上司しか知らなかったから)やし、

なんて素晴らしいんや✨と思っていました。


あ〜幸せ〜

初めから、こんな会社に就職出来てたらなあ〜

って思いながら、仕事ライフを謳歌していました。


しかし、同時に大学卒からその仕事をしている人に羨ましさと嫉妬心が芽生えました。


同い年で〇百万円も給料があるんだ。。

いいなー

彼女と私、そんなに能力に差があるかしら?


そんなモヤッとした黒い感情です。。

あれ、誰のため?


二年が経過すると、入社後は最高と思っていた環境に飽きてしまいました。


毎月何十冊の雑誌や本を読みアウトプットばかりして、頭の中がスッカラカンになったのです。


楽しい企画は、出てこず、、ひねりだしても先輩に『前と似てるよね』と言われたり企画が通らないことで拗ねていました。


いまなら分かります。

私は、仕事にも会社にも上司にも、『求めていた』んです。


私にぴったりの仕事を任せてちょうだい

難しいことは、言わないでね

出張に行きたいな、ごはんが美味しいところがいい


お給料は右肩上がりがいいな

上司は私の努力と頑張りを見逃さないでね

先輩は、私のいいところを褒めて

ダメなところは、目をつぶってね


こんな甘ちゃんやったんですそれで、企画会議で、私の企画が通らなくなった時に拗ねていたんです。


あれ?私は上司に通して貰うために

企画してるわけ??


私のお客様はどこにいるの??


そう思うようになり、(拗ねていたから穿った見方をしていた)建築業界に戻ろう!


と思って、通販会社を辞めてしまいました。。

ただのワガママ。

世間知らずだった28才の頃でした。




いろいろ忘れたくて沖縄県石垣島にて

28歳の拝藤チサト